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Bluetoothバージョン6.0と5.4の違い!買うならどっち?失敗しない選び方

Bluetooth6.0と5.4の違いを比較する在宅ワーカーのイラスト、音を聴くだけなら買い換え不要 通信・インターネット
この記事は約9分で読めます。

スマートフォンの買い換えや、新しいイヤホンの購入を検討しているとき、スペック表に書かれた
「Bluetooth 6.0」や「Bluetooth 5.4」という数字を見て、頭を悩ませていませんか?

「数字が大きい方がいいんだろうけど、何が違うの?」

「今のイヤホンは使えなくなっちゃうの?」

今回は、新しい「Bluetooth 6.0」とこれまでの「Bluetooth 5.4」の違いを、専門用語なしで一緒に学んでいきましょう。

この記事でわかること

  • 「Bluetooth 6.0」と「5.4」の主な違い(距離測定の進化、通信の安定性、省エネ性能)
  • 今すぐ「6.0」に買い換えるべきか、それとも「5.4」のままで良いのかの判断基準
  • 下位互換性や「技適マーク」など、初心者がお買い物で後悔しないための注意点

結論|バージョン 6.0と5.4!音を聴くだけなら急いで買い換え不要

お気に入りのワイヤレスイヤホンを耳につけ、穏やかな笑顔でパソコン作業している

最初に、一番気になる結論からお伝えしますね。

Bluetooth 6.0と5.4の最大の違いは、音質が良くなることではなく、お互いの「距離を正確に測る力」がぐんとアップしたことです。

だから、もしあなたが
「普段はワイヤレスイヤホンで音楽を聴いたり、パソコンでオンライン会議の通話をしたりするのがメイン」
というのであれば、今すぐ焦ってBluetooth 6.0対応の新しいデバイスに買い換える必要はまったくありません。

現行の「Bluetooth 5.4」製品で、十分快適に過ごすことができますよ

まずはこの大前提を頭に置きつつ、具体的に何が変わったのかを詳しく見ていきましょう。

【まずはここ】Bluetooth 6.0と5.4の「3つの大きな違い」

「バージョンが変わって、何が良くなったの?」という疑問にお答えします。

僕たちの生活に関わる主な進化ポイントは、以下の3つです。

違い①:センチメートル単位で場所がわかる「正確な距離測定」

Bluetooth 6.0で新しく追加された目玉機能が、センチメートル単位で位置がわかる正確な距離測定です。

これまでの5.4でも「だいたいこの部屋の中にあるな」くらいはわかりましたよね。

でも、6.0になると「引き出しの、この右奥のあたりにある」というレベルまで、絞り込める可能性があるんです。
もちろん、周囲の障害物や電波の状態によって多少のズレは出ますが、この進化はワクワクしますよね。

この位置測定の技術を「チャネルサウンディング」と言います。

なんだか難しそうな名前ですが、要するに「お互いの電波のタイミングをぴったり合わせて、距離をピタッと当てる仕組み」のことですね。

この機能のおかげで、鍵につけた紛失防止タグを探すときのイライラが、一気に解消されることになります。

「たしかこの辺にあるはず」とソファの隙間をひっくり返して大捜索する、あの面倒な時間とはもうお別れできるかもしれませんね(笑)。

違い②:混雑した場所でもブツブツ切れない「通信の安定性」

混雑しても安定して途切れにくいバージョン6.0と従来の途切れやすいバージョン対比

2つ目の違いは、電波が飛び交う場所でも接続が切れにくくなる通信の安定性の向上です。

カフェや駅のホームなど、たくさんの人がスマホを使っている場所で、音楽がブツブツと途切れて悲しい気持ちになった経験はありませんか?

Bluetooth 6.0では、データが途切れないように送る仕組みがさらにパワーアップしました

音楽や通話などのデリケートな音声データを、タイミングよくきれいに整理して送ってくれるようになります。

これにより、周りにたくさんの電波があっても、より安定して接続を維持してくれます。

劇的に音質が良くなるわけではありませんが、「音が途切れるストレス」が減るというのは、在宅の作業や移動中の快適さに大きくつながりますよね。

③:スキャンのムダを減らして長持ちする「電池の寿命」

3つ目は、デバイスのバッテリーがより長持ちするようになる省エネの工夫です。

Bluetooth機器は、接続していないときも「近くに接続できる仲間はいないかな?」と、常に周囲をキョロキョロと探しています。

このスキャン作業が、実は結構なバッテリーを消費する原因になっていました。

Bluetooth 6.0では、近くにいる相手が関係ないデバイスだった場合、それを瞬時に見極めてスキャンを途中でやめる賢いフィルター機能(決定ベースのアドバタイジングフィルタリング)が採用されました。

「あの人は関係ないから、もう見るのをやめよう」と、すぐにサボることができるようになったイメージですね。

このムダのない省エネ設計のおかげで、スマホやイヤホンの充電の回数をちょっとだけ減らせるかもしれませんね。

Bluetooth 6.0と5.4の主な機能的な違いを比較

ここで、Bluetooth 6.0と5.4の主な機能的な違いをわかりやすい表にまとめてみました。

機能や特徴Bluetooth 5.4(これまでの主流)Bluetooth 6.0(最新の規格)
距離の測定精度数メートル程度の「おおよそ」の範囲センチメートル単位の「正確な」位置
通信の安定性混雑した場所ではたまに途切れることも信号の整理機能がアップし、より途切れにくい
電池の持ち(省エネ性能)常に周囲をスキャンするため電池を消費しやすい不要なスキャンを自動でカットし、より長持ち
主な得意分野音楽再生、一般的なワイヤレス接続紛失タグの捜索、車のデジタルキー、安定接続

どっちを選ぶ?あなたにぴったりのバージョン判断基準

笑顔でスマートフォンの画面を見ながら、ソファのクッションの下から見つかった鍵(スマートタグ付き)を手に取っている。

ここからは、実際にあなたがガジェットを選ぶときに、どちらのバージョンを選べば失敗しないかを見ていきましょう。

5.4で十分な人:音楽、動画、通話がメインの在宅ワーカー

もしあなたが、自宅や静かなワークスペースでお仕事をしていて、以下のような使い方を好むなら、Bluetooth 5.4を搭載した製品でまったく問題ありません

  • ワイヤレスイヤホンで好きな音楽を聴きながら作業する
  • オンライン会議でマイクを使ってお話しする
  • ワイヤレスのマウスやキーボードを使ってパソコンを操作する

これらの用途では、Bluetooth 6.0の目玉である「距離を測る機能」の出番がほとんどありません。

現在、5.4に対応した優秀なイヤホンや周辺機器は、お財布に優しい価格でたくさん売られています。

無理に高価な最新の6.0対応機器を探すよりも、実績のある5.4対応モデルをお手頃に手に入れるほうが、コストパフォーマンスが圧倒的に高くておすすめですよ。

ちなみに僕の愛用ヘッドホン「Noise Master Buds MAX」もBluetoothバージョンは5.4です。めちゃ低音が良い!
▼ Master Buds MAX ヘッドホンのレビュー記事もありますので、読んでみてください。

【Bose監修】Master Buds MAXレビュー|50代在宅ワーカーが驚いた「疲れない没入感」
料理中にヘッドホンで自分時間を楽しむ妻を見て、羨ましく思っていた50歳在宅ワーカーの僕。Noise「Master Buds MAX」を忖度なしにレビューします。「Sound by Bose」の品のある低音と静寂。3万円台で必要な機能がすべて揃った、僕たち世代にドンピシャでハマる一台です。

6.0を待つべき人:スマートキーや探し物タグを仕事でもフル活用する人

逆に、以下のようなライフスタイルを送っている方は、今後Bluetooth 6.0対応の製品(特に対応スマホと対応タグなど)を狙って揃えていくのがおすすめです。

  • 忘れ物防止タグ(スマートタグ)を使って、鍵や財布を頻繁に探している
  • 自動車や自宅の鍵を、スマートフォンの「デジタルキー」機能で解錠している
  • 少しでも通信の途切れを減らし、大事なクライアントとの通話や作業を安定させたい

特にスマートキーの場合、車や玄関に近づくだけで鍵がスッと開く便利さがありますが、反応が遅くてドアの前で立ち往生するのって、地味にイライラしますよね(笑)。

Bluetooth 6.0が普及すれば、近づいた瞬間にセンチメートル単位で位置を検知してくれるため、反応がとてもスマートになります。

こうした「位置の連携」に魅力を感じるなら、6.0対応を意識する価値は大いにあります。

どっちを買えば後悔しない?「Bluetoothバージョン選び」チェックリスト

ガジェットを買うときに迷って、頭がフリーズしてしまうことってありますよね。

そこで、あなたがどちらを選ぶべきか一目でわかる「Yes/No形式のチェックリスト」を作ってみました。

ちょっとした参考程度ですが、試してみてください(笑)

以下の3つの質問に、YesかNoで答えてみてくださいね。

  • 質問:今持っているスマートフォンは、ここ1年以内に買った最新機種ですか?
  • 質問:カバンや財布に「紛失防止タグ」を入れて、普段からよくモノを探しますか?
  • 質問:車のキーをスマホの「デジタルキー」にまとめて、鍵なしで生活したいですか?

もし、すべての質問に「No」、あるいは「Yes」が1つだけだった場合は、迷わずお手頃な Bluetooth 5.4 を選んで大丈夫です。

逆に、「Yes」が2つ以上あった方は、せっかくの便利機能がフルに使える環境が整いつつあるので、これから新しく購入する機器は Bluetooth 6.0 対応のものを意識して選んでみることをおすすめします。

お買い物のときにこのリストを思い出して、無駄な出費を防いでくださいね。

ガジェット初心者が気になる「Bluetooth」よくある疑問

ここからは、購入前に知っておくと安心できる、ちょっとした豆知識や疑問についてお答えします。

Q
今のイヤホンはそのまま使える?「下位互換性」の仕組みは?
A

一番多いのが「新しいBluetooth 6.0のスマホを買ったら、今使っている5.4のイヤホンは使えなくなっちゃうの?」という心配です。

大丈夫。使えます!

Bluetoothには「下位互換性」という、優しい仕組みがあります。

これは、新しい規格の機器が、古い規格の機器に合わせて自動で通信を調整してくれる仕組みです。

つまり、以下のように接続しても全く問題なく機能します。

  • 【スマホ:Bluetooth 6.0】 ⇄ 【イヤホン:Bluetooth 5.4】 ➡ 問題なく音楽が聴ける
  • 【スマホ:Bluetooth 5.4】 ⇄ 【イヤホン:Bluetooth 6.0】 ➡ 問題なく音楽が聴ける

お気に入りのイヤホンを捨てる必要はありませんので、安心してお手持ちのガジェットを使い続けてくださいね。

Q
片方だけが最新版でも、新機能の効果はある?
A

下位互換性があるので接続はできますが、一つだけ注意点があります。

それは、Bluetooth 6.0ならではの新機能(たとえば、センチメートル単位で場所がわかる距離測定など)を使いたい場合は、繋ぐ機器の「両方」が6.0に対応していなければならないというルールです。

片方だけが5.4の場合、通信そのものは行えますが、機能自体は古い方の「5.4の機能」に合わせて動作します。

「新機能の距離測定を使いたい!」と思ったら、スマホも、取り付けるスマートタグも、両方が6.0をサポートしている必要があることだけは忘れないでくださいね。

Q
「技適マーク」って?海外製デバイスを買うときに見落としがちな落とし穴
A

最近は、通販サイトなどで、海外製の安いBluetooth機器を簡単に個人輸入できるようになりました。

特に最新のBluetooth 6.0を謳った安価なガジェットを海外サイトで見かけると、「お、安くて最新だから試してみようかな」と手を伸ばしたくなりますよね。

ここで注意したいのが、日本の電波法というルールです。

日本国内でBluetoothなどの電波を発する機器を使う場合、国の基準をクリアしたことを示す「技術基準適合証明(技適マーク)」が本体や説明書に印字されていなければなりません

もし、この技適マークがない海外製品を日本国内で使ってしまうと、知らず知らずのうちに「電波法違反」という法律違反になってしまう可能性があります

「安いから」「最新の6.0だから」と飛びついた結果、法律違反のグレーな機械を自宅で使っていた……なんてことになったら、お仕事どころではありませんよね(笑)

海外製のガジェットを買うときは、必ず販売ページや公式サイトに「技適マーク取得済み」と書かれているかを確認する癖をつけておきましょう。

まとめ|自分のスタイルに合ったBluetoothで快適に過ごそう

Bluetoothバージョンの違う2つのイヤホンをもっている笑顔の女性。

今回は、最新の「Bluetooth 6.0」とこれまでの「Bluetooth 5.4」の違いについてご紹介しました。

最後に、これからの生活に役立つポイントを振り返ってみましょう。

  • 「6.0」の最大の進化は、音質ではなく「距離測定(センチメートル単位)」の精度アップ
  • 普通の音楽鑑賞やビデオ通話が目的の在宅ワーカーなら、お手頃な「5.4」で満足できる
  • 買い物するときは、自分のスマホのバージョンや、安全安心の「技適マーク」を必ずチェックする

最新のテクノロジーという言葉を聞くと、なんだかすぐに追いつかなければいけないような気がして焦ってしまいますよね。

でも、大切なのは「自分の今の仕事や生活が、どれだけ快適になるか」という視点です。

自分にとって本当に必要な機能を見極めて、無駄のないスマートなガジェット選びを楽しんでください。


▼ Bluetoothバージョン5.0と5.3の違いについてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

Bluetooth 5.0と5.3の違い|初心者でも分かる安定性と遅延【バージョン比較】
ワイヤレスイヤホンやマウス、キーボード。最近はもうBluetoothにお世話にならないなんて不可能な世の中ですね。Bluetoothの商品を選んでいると、必ず目にするのがBluetooth 5.0や5.3といったバージョン。何となく数字が大…
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