この季節になると暖かくなり少し薄着になりますね。
そうなるとお腹の出具合が気になってきて、ちょっと運動し始めて膝を痛めるという毎年恒例のダメージを負っているこあじです。こんにちは。
Google アナリティクスをアクセス解析として利用している人は多いですよね。無料だしアクセス数も見やすいし、みんな使ってるから安心感もあります。
それでも最初に見れば、なんだかわかりにくい言葉があったりするのも事実です。
今回は、そんな中でも基本的な3つのキーワードである「アカウント」「プロパティ」「ビュー」を説明したいと思います。
なるべくわかりやすくしたいのでここでは「1つのWebサイトと2つのブログ」を運営していることにしましょう。
運営しているのは
「田園風景サイト」
「栃木どんまいブログ」
「栃木がんばれブログ」
です。
仮定のサイト名なんでどんなのでもよかったんですけど、栃木に住んでいるので栃木アピールです(笑) このタイトルから言いたい事は察してくださいw
でもいいところですよ。
Google アナリティクスの「プロパティ」とは
まずは「プロパティ」です。
プロパティとは、「データを集計するための一つのまとまり」です。
で、これはなんなのかと言えば…
集計したい「Webサイト」や「ブログ」のことです。
例えば、以下の運営しているサイトやブログでアクセス解析をしたいと考えたとします。
「田園風景サイト」
「栃木どんまいブログ」
「栃木がんばれブログ」
運営している2つのブログは別のブログですからアクセスは分けて解析したいですよね。
もちろんWebサイトも。
なのでこの場合、プロパティは「田園風景サイト」と「どんまいブログ」と「がんばれブログ」3つになります。
この「プロパティ」毎に1つ、「トラッキングID」を貰ってそれを利用してアクセス集計をすることになります。
「トラッキングID」は「プロパティ」を作るともれなくついてきますよ。
作成できるプロパティの上限数
プロパティは(後述する)アカウント1つにつき50個のプロパティを作ることができます。
プロパティは集計したい「Webサイト」や「ブログ」単位なので、50個のサイト・ブログのアクセス数を確認できることになります。
Google アナリティクスの「アカウント」とは
次に「アカウント」です。
「プロパティ」をグループ毎に分けられると考えるとわかりやすいのが「アカウント」です。
例えば、今回の運営サイト・ブログで考えた場合…
サイトで1つのアカウント、ブログで1つのアカウント…のように分けることができます。
つまり…
「サイトアカウント」では、「田園風景サイト」プロパティを。
「ブログアカウント」では、「栃木どんまいブログ」と「栃木がんばれブログ」の2つのプロパティをそれぞれ管理できます。
作成できるアカウントの上限数
アカウント自体は100個作ることができます。
ただ、1つのアカウントがあれば50個のプロパティを含めることができます。
運営しているサイトやブログが50個までなら1つのアカウントで良いということですね。
じゃ、どんな理由でアカウントを分けるかと言えば…
アカウントを分けることで、ユーザのアクセス権限を設定できます。
それによって「この人はコレは見れてコレは見れない」みたいな管理できるんです。
でも、この記事は初めての人もとっつきやすいように書いているつもりなので…アカウントを分ける必要のある人は少ないでしょう。
Google アナリティクスを使おうと思った最初の目的は単純に「アクセス数を見たい」だと思います。
これを実現するためには、アカウントは少なくても一つ必要です。そして、おそらく一つで十分です。
サイトやブログを運営している人でGoogleアドセンスで収益を上げたい!っていう人もいるかと思います。
アクセス数と収益の関係を見る上でもアナリティクスとアドセンスを連携することになるでしょう。
この連携は1つのアカウントでしかできません。
それを考えても不要なアカウントは作らない方がわかりやすいかもしれないですね!
Google アナリティクスの「ビュー」とは
ビューでは、「どういったアクセス数を見たいのか」を設定できます。
見たいアクセスだけを集計できるように「フィルタ」をかけたりします。
例えば…
プロパティを作成すると「ビューは自動的に1つ」作られます。
そしてそのビューは、すべてのアクセス数を集計したものになります。
つまり、自分のアクセス数も。
本来ならアクセス数に自分のものは入れたくないですよね。
この「自分のアクセス数を除外」することもビューでできるんですよ。
最初の頃のアクセス数って、ほとんど自分のアクセス数ですよね?
僕自身もありました。最初の頃に…。
「おぉ~今日もうすでに30人か!!やったぜ!」
「こりゃ、数か月後には大変なことになりそうだわ!」
「うほほ~い!」
って小躍りしたアクセス数がすべて自分だったことが。
作成できるビューの上限数
ビューは、プロパティの中に複数作ることができます。
上限は1つのプロパティに25個のビュー。
まとめ:階層構造になっていることを理解する
「アカウント」「プロパティ」「ビュー」の関係、わかりやすく書けていたらいいのですが、どうだったでしょうか。
簡単にまとめると以下のような階層構造になっています。
アカウントが一番上の階層にあり、その中にプロパティ、プロパティの中にビューという構造ですね。
単純な形としては意外とわかりやすいと思います。
アカウントは100個まで(だけど、あまり作り過ぎない)。
プロパティは(1アカウント)50個まで。
ビューは(1プロパティ)25個まで。
が作成できますが、最初からいっぱい作るとわけわからなくなりますのでご注意ください。