もうすぐゴールデンウィークですね。早い人なら今日からっていう人もいるでしょう。
いつもできない家族サービスを楽しみにしているご家庭も多いでしょうね。
いいなぁ、うらやましいな。
うちはあまり遠出はしないつもりで、近場でバーベキューの予定です(笑)
せっかくのゴールデンウィークも節約になりそうです。。。
その写真で撮影場所がわかってしまうかも。
家族での旅行先や親せきが集まった時など、写真をとる機会も増えてきます。せっかくの機会ですからね。
今はデジカメも持ち運びが楽な小さくて性能がいいものは多いし、スマートフォンでも十分な写真が手軽に撮れますね。便利。
そんな中、IPA 独立行政法人情報処理推進機構が以下のような注意を呼びかけているのを知っていますか?
「 ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を 」
~ ブログやSNSに投稿した写真からプライバシー漏洩の可能性 ~
もしExifのGPS情報が付加されたままの写真を投稿すると、そこに写っている内容に関わらず閲覧者は撮影場所がどこであるのかを知ることが可能です。
2015年5月の呼びかけ
もちろん知っているという方も多いと思いますが、「えっ?」って驚かれる方も意外に多いのではないでしょうか。
EXIF情報を気にしていますか?
閲覧者は撮影場所がどこであるのかを知ることが可能です。
なんて言われると「ドキッ」としますよね。
実は撮った写真に「EXIF情報」と呼ばれるものが一緒に記録されます。
EXIF情報は、いつ、どのカメラで撮った写真かなどの情報を持っていて、後で「いつの写真かわすれちゃった」なんて時に重宝する情報が記録されています。
具体的なEXIF情報としては
その写真を撮影した日・時間、カメラのメーカー名・モデル名、シャッタースピード、フラッシュの有無などの情報があります。
そこに位置情報(緯度・経度・標高)も保存されることがあります。
これが問題で、例えば・・・
自分の部屋で載せるための小物の写真をちょっと撮って掲載。
親戚が集まったので家で撮って掲載。
なんて場合、自分の家の「緯度・経度・標高」などの情報も一緒に公開。なんてことになりかねないんですね。
ご自分のデジカメやスマホで撮った写真に「位置情報」が記録されているかどうか、はっきり答えられますか?
カメラのGPS機能をOFFにする方法
GPS機能があるカメラで撮った写真では、マップ上に写真が表示されたり、管理が楽になったりといったことができるメリットがあります。
でも、そういった機能を使わないという方も多いかと思います。その場合、カメラ自体(デジカメ・スマホ)でGPS機能をOFFにしてしまうのが一番わかりやすいですよね。
私自身も使わないのでそうしています。
GPS機能をOFFにする方法は以下を参考にしてくださいね。
※使ってるカメラアプリによって違う事もあるので確認してみてください。
【Androidの場合】
1.カメラアプリを起動する
2.カメラアプリ内の設定
3.GPSの設定からOFFにする。
【iPhoneの場合】
1.設定を開く
2.プライバシーを開く
3.位置情報サービスを開く
4.「カメラ」をOFFにする。
デジカメの場合なども説明書等を参考に位置情報サービスをOFFにしておきましょう。
あとがき
ツイッターやフェイスブック、LINEやAmebaブログなどでは、仮に投稿した写真に位置情報が記録されていたとしても、投稿時に自動的にそのEXIF情報を削除してくれる様になっています。
でも、SNSサービスやブログサービスのすべてがそうして削除してくれるわけではありません。
写真を投稿するときでも「何か写ってないかな?」と写真自体をチェックしていても、EXIF内の位置情報を知らなかったために、個人情報を垂れ流してしまう事もありえます。
一度確認するようにしてみましょう。