【イヤホン難聴】40代から始める予防策と安全な使い方

「イヤホンって長時間使うと耳に悪いんじゃないの？」「音が大きすぎると難聴になるって聞いたけど、本当？」

そんなふうに不安を感じたこと、ありませんか？

僕自身、40代に入ってから少しずつ耳の疲れを感じることが増えてきて、使い方を見直すようになりました。

今や通勤や家事中、ひとり時間に音楽やラジオ、動画を楽しむのが当たり前の時代。でも、知らないうちに耳に負担をかけていることもあるんですね。

この記事では、僕と同世代の40〜50代の方に向けて、イヤホンによる聴力への影響や、安全に使うためのポイントをわかりやすくまとめました。
難しい専門知識ではなく、「今日からできるちょっとした工夫」を中心にお伝えしますね。

イヤホンは本当に耳に悪いの？知っておきたい「使い方」の真実

イヤホンを使うと耳が悪くなる、と言われることがありますが、実際には「使い方」によるところが大きいです。

とはいえ、僕たち40代・50代は加齢により聴力が少しずつ低下しやすい年代。

若いころと同じ感覚で大音量を浴び続けると、耳へのダメージが蓄積されていくことも。

特に注意したいのは以下のような使い方です。

注意したいこと

長時間つけっぱなし
音量を上げすぎてしまう
周囲の音が聞こえづらい環境で無理に聞こうとする

こうした使い方は耳にとってストレスになります。

耳を守るための黄金ルール！音量と時間の目安

耳を守るために、音量と使用時間のコントロールはとても大切です。世界保健機関（WHO）などの指針でも

「イヤホンの音量や使用時間を適切に調整して、耳に休憩を与えること」
WHO（世界保健機関）：Make Listening Safe

ということが推奨されています。

そして、多くの専門家は、これを分かりやすく「音量は最大の60％以下に抑え、1時間に1回は耳を休ませる」と伝えています。

たとえば、スマホの音量バーが10段階なら、6以下をキープといったイメージです。
これを心がけるだけで、耳への負担はかなり減ります。

とはいえ、音楽や動画は楽しみたいもの。無理のない範囲で取り入れてみましょう。

もしかしてサイン？40代・50代が意識したい「耳の疲れ」

「最近、人の声が聞き取りづらい気がする」
「テレビの音が大きくなってきた」

そんな風に感じたら、耳が疲れているサインかもしれません。
僕も、音がはっきり聞こえやすく、また音質にこだわってカナル式イヤホンばかり使っていた時期がありました。でも、耳の奥までしっかりフィットする反面、知らず知らずのうちに耳へ負担をかけていたようです。

そうした経験から、年齢を重ねると回復力も少しずつ落ちてきてるのかと感じます。

だからこそ、“毎日の積み重ね”が大事。大げさな対策よりも、日々のちょっとした配慮が効果的なんです。

今日からできる！耳にやさしいイヤホンの使い方5つのコツ

音量は控えめに（60％以下が目安）
1時間に一度、イヤホンを外して耳を休ませる
フィット感のあるイヤホンを選ぶ
片耳だけ使うなど、耳への負担を減らす工夫をする
寝ながらの使用は避ける（無意識に耳を圧迫する危険あり）

【補足】イヤーピースとフィット感の重要性
イヤーピースのサイズが合っていないと、音漏れを防ぐために音量を上げがちです。
耳の奥まで入れるカナル型は、フィットするものを選べば、小さな音量でもクリアに聞こえ、耳への負担を減らせます。 ただし、長時間の使用は圧迫感につながるため、こまめに休憩を挟むようにしましょう。

耳への負担を軽くするにはオープンイヤー型もおすすめです。こちらの記事もどうぞ。