在宅で仕事をしていると、デスクとキッチンやリビングがグッと近くなりますよね。
コーヒーを淹れたり、家事の合間にスマホをチェックしたり、ガジェットが水に濡れるチャンスは増える一方です。
「防水」って書いてあっても「どのくらい大丈夫なのか?」が良くわからない。
この小さなモヤモヤを解消すれば、キッチンや浴室なんかでも安心して使えるのに。
ガジェットって金額が高め。「頑張って買った高額ガジェットが使えなくなった―」なんて避けたいもの。
この不安をスコーンと吹き飛ばしてくれる有益情報が「IPコード」です。
この記事で、「このIPコードなら、〇〇までOKだな!」という基準が判断できるようになりますよ!
この記事でわかること
- IPコードの2つの数字が持つ意味と、IPXの謎
- 自分の生活に本当に必要な防水レベル(IPX4〜8)が明確に
- 防水ガジェットを長持ちさせるための「絶対にやってはいけないこと」
- 価格と性能のバランスを見て、最も賢いコスパの良い選び方
【IPコードとは?】「IP〇〇」の2つの数字が教えるガジェットの秘密

IP(International Protection)コードは、あなたのガジェットがどれだけタフなのかを示す、世界共通の統一された基準です。
各種ガジェットの防水性能と防塵性能を表しています。

書き方はいつも IP + 最初の数字 + 2つ目の数字 。(Xの場合もあります)
この数字を読み解いて、不安をサクッと解消しちゃいましょう。
参考:《用語解説》IP規格とはなんですか。(Panasonic)
最初の数字は「防塵」!デスク周りのホコリ対策はこれでバッチリ
最初の数字は「防塵性能(ホコリの侵入を防ぐ力)」を表しています。
在宅ワークのデスク周りって意外とホコリが溜まるので、ここは地味に重要なんですよ。
さっそく、ホコリに対する防御レベルをパパッとチェックしてみましょう!
| 数字(等級) | 防塵性能 | 実用上の防塵目安 |
|---|---|---|
| 5 | 多少のホコリは入るが、問題なく動く | 一般的な使い方ならこれで十分 |
| 6 | 粉塵が完全に中に入らない | 最高レベル。キーボードや精密機器にはこれを選びたい |
デスク周りの掃除が苦手な僕には、この情報は心強いお守りです(笑)
さあ、いよいよ本命、次は「防水」のチェックです。
肝心な2つ目の数字は「防水」!あなたのガジェットの運命を握る判断基準

そして防水に対する性能を示すのが、2つ目の数字です。
僕たちが今回一番知りたい部分ですね。
これがガジェットの水に関する運命を握る、重要な判断基準ですよ。
| 数字(等級) | 防水性能 | 実用上の防水目安 |
|---|---|---|
| 4 | あらゆる方向からの水しぶきに耐える | 生活防水。急な雨でも心配なし |
| 7 | 一時的な水没に耐える(水深1m/30分) | 水没OKの基準! 洗面台やシンクへの落下にも対応 |
| 8 | 継続的な水没に耐える(メーカーが定めた条件) | お風呂やプールでの利用など、自由な使い方ができる |
IPX7以上で水没OK。この数字さえ頭に入れておけば、もう水濡れを恐れる必要はありませんね!
「IPX〇」のXって何?気にしなくてOKな理由
「IP〇〇」の表記をチェックしていると、「X(エックス)」というアルファベットが入っていることがあります。

「これも何かのレベルなのかな?」って思いますよね!
「X(エックス)」は、「防ぐ性能がない」という意味でもありませんし、特別な防御レベルを示す記号でもありません。
Xが意味するのは、単に、「この項目についてはテストをしていませんよ(評価対象外です)」ということです。
つまり、数字の入る場所が「ただの空欄」になっている、というイメージです。
僕たちが防水性能(2つ目の数字)を知りたいなら、最初のXは無視してしまって大丈夫です。
X=「気にしなくてOK!」の目印として割り切ってしまいましょう。
これで、IPコードに出てくる全ての記号がスッキリ解決ですね!
IPコード別でまるわかり!本当に必要な「防水レベル」はこれ

ここからが本題ですよー。
いったいどのレベルなら僕たちは「幸せなガジェットライフ」が送れるのか。これが重要ですよね。
普段の生活を振り返りながら自分にはどのIPコードが必要か、その防水レベルを見ていきましょ。
レベル4(防滴):デスクでの「うっかり」も笑って済ませられる安心感
「IPX4」だったら…
あらゆる方向からの水しぶきに耐性があります。多くの安価なワイヤレスイヤホンやキーボードがこのレベルであることが多いですね。
- 快適ライン
デスクでうっかり飲み物を跳ねさせてしまったりしても、サッと水拭きすればOKですし、外出時の軽い雨なんて一切慌てる必要がありません。また、濡れた手で操作しても問題なし。
日常のプチストレスから解放される、最低限のお守りレベルですね。
レベル6(強力な噴流):キッチン・洗面台での「水洗いOK」を実現
「IPX6」は、勢いのある水道水のような強い水流にも耐えることができます。
水に沈めることはできませんが、そんなにする機会は無いですが「水で洗う」ことができます。
- 快適ライン
在宅ワークの必需品であるスマホやキーボードの、手の皮脂汚れやホコリが気になったら、キッチンへ直行!水道水を直接流しながらサッと洗えます。
常に清潔な状態を保てるので、気持ちよく仕事に集中できますよ。
レベル7(短時間の水没):「データ喪失の恐怖」から守る、最強の保険
これが、一般的に「水没しても大丈夫」と考える最低基準。
具体的には、水深1mに30分間沈んでも機能が保たれます…という基準をクリアしたレベルです。
- 快適ライン
在宅ワーカーの悲劇は、スマホやタブレットをトイレやシンクにうっかり落とすこと。
でも、このレベルなら大丈夫。冷静に拾い上げてすぐに拭き取れば、大切な仕事のデータや高額な機器の破損を防ぐことができます。高価なガジェットを買うなら、このレベルが『保険』となりそうですね。
レベル8(長時間・深い水没):最高の自由度でリラックスタイムを充実
「IPX8」は、IPX7よりもさらに厳しい長時間・深い水没に耐えられる、最高レベルの防御力を持っています。
ただし、熱いお湯や蒸気は、パッキンの劣化を早めるため、湯船での利用は避けましょう。
- 快適ライン
プールサイドや海辺など、水しぶきが激しい場所でも、水没の心配を一切せずにガジェットを楽しめます。
また、突然の豪雨に見舞われても、カバンの中が水浸しになっても本体が無事であるという究極の安心感。
水に関するあらゆる不安から解放されますね。
知っておきたい!防水ガジェットを長持ちさせるための3つのコツ

IPコードの数字が高いガジェット。つまり防水性能の高いものを選んでも、使い方によってはダメにしてしまうことがありますよね。
ここではせっかく手に入れたガジェットを長~く、そして安全に使い続けるための、3つのポイントを見ていきましょう。
コツ1:防水の敵は『熱と不純物』!お湯やジュースは厳禁
IPコードの試験は、常温のきれいな真水だけで行われています。
つまり、以下のものは防水性能をあっという間に無効にしてしまう…かもしれない『ヤバいやつ』なんです。
もし、これらの液体がかかってしまったら、すぐに常温の真水で洗い流してくださいね。
コツ2:防水性能は『劣化する』!フタとパッキンを大切に
防水性能は、ガジェットを買ったばかりの「新品の状態」でしか保証されていません。
実は、防水・防塵のポイントの一つは、ガジェットの充電ポートなどに使われている小さなゴムパッキン。このパッキンは、日光や熱(夏場の車内など)、そして毎日行うケーブルの抜き差しで少しずつ弱くなります。
僕たちの行動として、直射日光の当たる場所に置きっぱなしにしないことが、防水性能を長く維持するための大切な工夫です。また、もしフタが緩んでいる製品だったら、交換時期かもしれませんね。
そして一番大切なアクションはこれです!
濡れる可能性のある場所に持ち出す前に、フタが「カチッ」と完全に閉じているか毎回確認しましょう。
コツ3:濡れたらすぐに拭き取り、乾燥を徹底する!
防水性が高い製品でも、濡れた状態を放置するのはNGです。
濡れたままにしておくと、水滴に含まれる不純物がパッキンの劣化を早めてしまいますし、濡れたまま充電するとショートの危険もあります。
- 水に濡れたら、まずは柔らかい布でサッと拭き取りましょう。
- その後、接続ポートを特に下向きにして振るなどして、内部の水滴を出し、自然乾燥させましょう。
- 熱はパッキンの大敵なので、ドライヤーの温風は絶対にダメ!
防水性能と「価格」の現実!賢い在宅ワーカーのためのコスパ判断

さあ、IPコードの知識は完璧です。でも、最後はお財布との相談の時間ですね。
IPコードの数字が上がるほど、得られる「安心」も、僕たちの払う「コスト」も高くなる、というシンプルな現実があるんです。
IPX7やIPX8といった高い防水性能は魅力的ですが、当然ながら価格も高くなりますよね。
僕たちが賢く選ぶために、必要なレベルと価格帯の目安を改めて見ていきましょう!
ちなみに僕が羨ましくて仕方ないお金持ちさんは迷わず高いレベルの防水性能を選べばOKです(笑)
| 必要なレベル | 価格帯の目安 | 得られるメリット |
|---|---|---|
| IPX4(防滴) | 安価 | 日常の汗や雨による故障の予防ができます。デスクでの水濡れストレスも軽減。 |
| IPX6(強力噴流) | 中価 | 水道水をかけて直接洗える清潔さと、強力な雨や水しぶきへの対策。 |
| IPX7(水没) | やや高価 | うっかりミスによるデータ損失と買い替え費用を保険できます。高額なガジェットの安心基準。 |
特に在宅で仕事をする僕たちにとって、スマホやタブレットが壊れるのは単なる出費以上のダメージです。
考えただけでもゾワゾワします…。
仕事の連絡が途絶えたり、バックアップできていないデータが消えたりすれば、信用と時間が一瞬で失われてしまいますから。
ちなみに、IPX8は安心感は最高ですが、その分コストも最高です。
特別なニーズがない限り、IPX7で十分でしょう!
まとめ|IPコードを理解して、水濡れの不安を「安心」に変えよう

今回、自分に合ったガジェットを選ぶ一つのポイントとして「IPコード」を学びました。
IPコードは、ガジェットがどれだけ水やホコリからタフに守られているかを教えてくれる「安心の目印」です。
特に、在宅ワークで水濡れのリスクが高い僕たちにとっては、重要な基準になります。
この記事で学んだ、僕たちが知っておきたい3つのポイントを振り返りましょう。
- 【IPコードの見方】 最初の数字が防塵、2つ目の数字が防水。
- 【防水最低ライン】 IPX7以上が「水没しても大丈夫」なライン。デスク周りの水しぶき対策ならIPX4やIPX5で十分です。
- 【最大の敵】 IPコードは「真水・常温」が前提。お湯やジュースはパッキンを劣化させる大敵!日々のメンテナンスも忘れないようにしましょう。
これで、もう防水性能についてモヤモヤすることはありません。
賢くIPコードを読み解いて、最高の「幸せなガジェットライフ」を送りましょう!
