「あれ?右側だけ音が聞こえない…」
「昨日までは普通に使えていたのに、急に片耳だけ無音になった」
お気に入りのワイヤレスイヤホンで音楽を聴こうとした時、こんなトラブルに見舞われたことはありませんか?
「買ったばかりなのにもう壊れた?修理?」
と焦ってしまう気持ち、すごく分かります。イヤホン高いですもんね。
実は、ワイヤレスイヤホンの片耳が聞こえなくなる原因の多くは、「充電端子の汚れ」や「Bluetoothの一時的な接続エラー」によるものです。
この記事では、メーカー修理や買い替えを検討する前に、「誰でもすぐに試せる3つの復活手順」を分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 修理に出す前に! 今すぐ家で試すべき「最短復旧ルート」
- 無駄な出費をカット! 買い替えが必要かどうかのセルフ診断基準
- 後悔しない買い物術! 音もいい価格も安いコスパモデルの選び方
結論|聞こえない原因は「接続エラー」か「汚れ」かも。
結論から言うと、片耳だけ聞こえない原因は「故障」ではないかもしれません。
- 端子が汚れていたり、接触不良で充電できていない(電池切れ)
- スマホとの通信に問題がある(接続エラー)
このどちらかであることが非常に多いです。
いきなり「壊れた!最悪だ!」と諦めてゴミ箱に捨てる前に(そんな事なかなかできませんが)、まずは落ち着いて以下の手順を試してください。
メーカー修理に出すのは、これをやってからでも遅くありませんよ!
STEP1:まずは「汚れ」を疑え!充電端子の掃除

一番多い原因がこれです。「壊れた」のではなく、「充電ができていなかった(電池切れ)」というパターンです。
ワイヤレスイヤホンは、ケースに入れることで充電されますが、イヤホンとケースの接触部分(金色の端子)に皮脂やホコリがついていると、接触不良を起こして充電されません。
結果、使おうとした時に「片方だけ電池がない」状態になってしまうのです。
実際うちでも、イヤホン本体よりもケースの方に小さなホコリみたいなのが入ってしまうことがあります。
まぁ…「ケースの蓋ちゃんとしめろ」って言われそうですし、その通りなんですが。
なぜか開いていることがあるんですよ。なぜかな?
対処法:綿棒で「充電端子」を優しく掃除する
乾いた綿棒や、メガネ拭きのような柔らかい布を使って、イヤホンとケース両方の充電端子を拭いてみてください。
見えない汚れが取れて、ケースに入れた瞬間に充電ランプが点灯すれば解決です!

強くこすってはだめですよ、優しく汚れを拭き取るイメージで行いましょう!
STEP2:スマホとのペアリングを一度「解除」する

汚れの次に多いのが、スマホとイヤホンの通信(Bluetooth)が一時的に問題が起きている状態です。
この場合、一度設定を削除して、最初から接続し直すことで直ることがあります。
Bluetoothって意外と不安定なことありますよね。
「あれっ??」って焦ること多々あります(笑)
対処法:登録解除&再接続
- スマートフォンの「Bluetooth設定」を開く
- 調子が悪いイヤホンの名前の横にあるマーク(iマークや歯車など)をタップ
- 「このデバイスの登録を解除(または削除)」を選択
- スマホのBluetoothを一度オフにして、再度オンにする
- もう一度イヤホンをペアリング(接続)する

これで両耳から音が流れるか確認してみてください。
STEP3:【最終手段】イヤホンの「初期化(リセット)」
掃除もした、再接続もした。それでも片耳だけ聞こえない…。
そんな時は、イヤホンを工場出荷時の状態に戻す「初期化(ファクトリーリセット)」を試しましょう。
これはイヤホン内部のプログラムのエラーを強制的に直す、最強の方法です。
やり方は機種によって多少異なりますが、多くのワイヤレスイヤホンは「ケースに入れた状態で、ボタンを長押し」することでリセットできます。
Soundpeats Air5 Proの場合の例

今回は僕の使っているSoundpeats Air5 Proの例ですが、初期化の手順を書いておきますね!
- イヤホンをケースに戻し、蓋を開けた状態にする
- ケースについているリセットボタンを長押しする(約10秒など)
- 赤のLEDランプが3回点滅したらリセット完了
これでイヤホンが「買ったばかりの状態」に戻ります。
もう一度スマホとペアリングして、音が聞こえるか試してみてください。
※お使いの機種のリセット方法は、「(機種名) 初期化」や「(機種名) リセット」で検索するとすぐに出てきますよ!
それでも直らない場合は…「寿命」か「故障」の可能性大

ここまで紹介した3つのステップ
- 本体やケースの充電端子の掃除(充電確認)
- デバイスとワイヤレスイヤホンのペアリング再設定(再接続)
- ワイヤレスイヤホン本体の初期化(ファクトリーリセット)
これらを試しても片耳だけ聞こえない場合は、残念ながら「内部の断線」や「バッテリーの寿命」、あるいは「水没などの故障」である可能性が高いです。
こうなると、自力で直すのは難しくなります。
修理に出すと意外と高い?
保証期間内ならメーカー修理に出せますが、期間が過ぎていると、往復の送料や修理費で数千円かかってしまうことも…。
正直、エントリー〜ミドルクラスのイヤホンなら、修理するより新しいものを買ったほうが安くて性能も良くなることが多いのが現実です。
僕はそうそう高いイヤホンを購入することはできない身の上ですから、修理に出すとなれば保証期間との相談ですね。期間外ならコスパ的に購入一択になっちゃいます(笑)
もし買い替えるなら…
突然の出費は痛いですが、これを機に「接続が安定していて、トラブルに強いイヤホン」に乗り換えるのも一つの手です。
僕が今回の検証でも使った「Soundpeats Air5 Pro」は、1万円以下で買えるのに接続がめちゃくちゃ安定しています。
もし何かあってもリセットが簡単ですし、なにより音質とノイズキャンセリングの性能が価格以上です。
「またすぐ壊れるのは嫌だなぁ」と迷っているなら、コスパ最強のこの一台を試してみてください。
▶ 僕が使っているSoundpeats Air5 Pro の詳しいレビュー記事はこちら
まとめ|片耳が聞こえなくても焦らない。まずは3つの手順を試そう

急にイヤホンの片側から音がでなくなると、「うわ、故障か…」と焦ってしまいますよね。
でも、今回解説したみたいに、その原因の多くは「ちょっとした接触不良」や「通信の問題」です。
最後に、今回紹介した手順をもう一度おさらいしておきましょう。
もし今、手元にイヤホンがあるなら、この順番通りにチェックしてみてください。
- 端子の掃除
綿棒などで汚れを拭き取り、ケースに入れた時にランプが点くか(充電できているか)を確認する。 - 再接続(ペアリング解除)
スマホ側のBluetooth設定を削除し、一度オフにしてから繋ぎ直す。 - 初期化(リセット)
ケースのボタン長押しなどで工場出荷状態に戻し、エラーを解消する。
「週に1回の掃除」が一番の予防策
ワイヤレスイヤホンは毎日使うものなので、どうしても皮脂やホコリが溜まりやすいガジェットです。
トラブルが起きる前に、「週に1回は綿棒で端子を拭く」という習慣をつけるだけで、充電エラーなどのトラブルはすごく減りますよ。
この3ステップで、あなたのイヤホンが無事に復活することを願っています!
デジタルライフをもっと快適に
イヤホンのトラブル解決以外にも、このブログでは「PC環境を快適にするガジェット」や「便利なツール」をたくさん紹介しています。
「もっとデジタルライフを充実させたい!」という方は、ぜひこちらのまとめ記事も覗いてみてください。
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