正直に言います。イヤホン選びで2回も失敗しました
個人事業主になって16年目のガジェット好きおじさん(まだまだ新米)です。
恥ずかしながら、これまでイヤホン選びで2回も失敗しています。最初は「安けりゃいいや」で3,000円の安物を買って1ヶ月で故障。次は「高ければ間違いない」と2万円のカナル型を買ったら、僕には合わない形状だったのか耳が痛くて連続では3時間も使えませんでした。
さすがに3回目は失敗できません。だって個人事業主って、自分で買った道具が使えなくても誰も責任取ってくれないんですよね。

そこで今回は、購入前にとことん調べました。平日の夜と休日を使って、約1週間かけて情報収集した結果をお伝えします。
同じような立場の方の参考になれば嬉しいです。
なぜ個人事業主には「オープンイヤー型」なのか
会社員の頃は気づかなかったんですが、個人事業主って意外と「ながら作業」が多いんです。
- クライアントとのWeb会議中に、別のクライアントから急な電話
- 作業に集中したいけど、宅配便が来るかもしれない
- 家族がいる時間帯でも仕事しなければいけない
完全に音を遮断するタイプのイヤホンだと、こういう状況に対応できません。
オープンイヤー型なら、耳を塞がずに音楽や通話ができます。つまり、周りの音も自然に聞こえるということです。
オープンイヤー型のイヤホン基本についてはこちらの記事も参考にどうぞ!
1週間調べて分かった「本当に重要な4つのポイント」

1. Web会議の品質を決める「通話音質」|相手にどう聞こえるかが全て
個人事業主にとって、Web会議やクライアントとの電話は収入に直結します。
「声が聞こえにくい」なんて言われたら、信頼関係にも影響しますよね。
私が重視したのは、実際に使った人の生の声です。
参考にした情報:
- Amazonレビューで「40代男性」と書いている人の評価
- YouTubeでやっているレビュー
- 価格.comの詳細レビュー
2. 仕事効率を上げる「マルチポイント(2台同時接続)」機能
専門用語で「マルチポイント」と呼ばれる機能です。
簡単に言うと、パソコンとスマホに同時に繋げられるということで切替が簡単に行えます。
改めてつなぎなおしたりしないので効率的です。

なぜ必要か?例えばこんな場面です。
パソコンでクライアントとWeb会議中→スマホに別のクライアントから緊急電話→イヤホンを付け直すことなく、すぐに電話に出られる
これがないと、いちいちBluetoothを切り替える必要があって、相手を待たせることになります。
3. 長時間作業も快適!軽さと装着感で選ぶ疲れないイヤホン
個人事業主は拘束時間が長くなりがち。私も気づいたら10時間以上作業していることがあります。
重さの目安: 片耳10g以下。できれば8g以下がベスト。
形の選択:
- 首にかけるタイプ:安定感があって落とさない。バッテリーも長持ち
- 耳にかけるタイプ:軽くて邪魔にならない。でも紛失しやすい
私は「絶対に落としたくない」…のですが、軽さ・肩こりを考えても耳に掛けるタイプにしました。
4. 失敗しないための「現実的な価格」|個人事業主におすすめのコスパ
個人事業主は経費で落とせる可能性もありますが、それでも無駄遣いはできません。
価格帯の考え方:
結論として、1万円前後が最もコスパが良いと判断しました。
調べた結果、この3つが候補に残りました
SOUNDPEATS GoFree2(約8,000円)

なぜ選んだか: 1万円以下で必要な機能が全部入ってる。初めてオープンイヤー型を試すなら、これが一番リスクが少ない。
口コミの傾向:価格と性能のバランスが非常によくコストパフォーマンスが高い
気になる点: 9時間再生は十分優秀ですが、まれにあるスーパー長時間作業時には少し気になるかも。
Anker Soundcore AeroFit(約13,000円)

なぜ選んだか: Ankerはモバイルバッテリーでもお世話になってるブランドで安心感がある。アプリで音質調整もできる。
口コミの傾向:時間装着しても耳への負担が少ない。音漏れも少ない。
気になる点: 耳にかけるタイプなので、紛失が心配。
Shokz OpenRun Pro(約18,000円)

なぜ選んだか: 骨伝導という技術を使っていて、音質と装着感が最高レベル。長く使うならこれ。
口コミの傾向:低音の再現性が非常に高く、音の奥行きや臨場感がある。ジョギングや通勤時の安全性が高い。
気になる点: 値段が高い。でも3年使えば月500円だから、そう考えると妥当かも。
最終的に私が選んだのは…
SOUNDPEATS GoFree2にしました。
理由は単純で、「失敗しても諦めがつく価格」だから。
万が一合わなくても8,000円なら勉強代として割り切れます。逆に気に入ったら、次回はもう少し高いものを検討すればいい。
買う前にチェックしておくこと
- 試着できる店舗を探す
イヤホンのフィット感は千差万別。高評価でも自分の耳に合うとは限らないので、できれば試着して装着感を確かめましょう。もし試着が難しい場合は、返品可能なECサイトで購入して、合わなければ返品するという手もあります。 - 返品・交換の条件を確認
万が一、耳に合わなかったり、初期不良があったりした時のために、購入先の返品・交換ポリシーは必ず確認しておきましょう。 - 自分のパソコン・スマホがBluetooth対応か確認
Bluetoothイヤホンは、パソコンやスマホにBluetooth機能がないと使えません。古い機種の場合は、念のため事前に仕様を確認しておきましょう。 - 保証やサポート体制も要チェック
仕事で使う道具は、故障した時の対応が重要です。万が一の時のため、メーカーの保証期間や修理・交換の手続きがどうなっているか調べておくと安心です。
まとめ|個人事業主のための失敗しないイヤホン選び
イヤホン選びに2度失敗した私が、3度目の正直でたどり着いた結論は、「自分の働き方に合ったイヤホンを選ぶ」ということです。Web会議や「ながら作業」が多い個人事業主には、周りの音も聞こえるオープンイヤー型イヤホンが最適でした。
高価なものが良いわけでも、安いものが悪いわけでもありません。重要なのは、「通話音質」、「マルチポイント(2台同時接続)」、「長時間装着できる快適さ」、そして「現実的な価格」という4つのポイントを基準に選ぶことです。
この記事が、道具選びで悩むすべての個人事業主の皆さんにとって、失敗しないイヤホン選びの一助となれば幸いです。