格安スマホとか格安SIMなどの流れに乗って、「料金が安くなるなら、この際に変えてみようか。」と考えている人は多いと思います。
それはそうですよね。誰だって安い方がいいに決まっています。
それが月に数千円も安くなるかもしれないよ?って聞いたら、それはもう目の色だって変わるってもんです。
そこで勢いに任せて各社のサービスを見てみると、見かける「MNP」というキーワード。
ここで「?」と思ったあなたは私と一緒に勉強しましょう(^_^)/
MNPとは?
MNPは携帯電話番号ポータビリティ
MNPは「携帯電話番号ポータビリティ」のことで、Mobile Number Portabilityの略です。
ドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話会社の変更時や格安SIMなどへの乗り換え時に現在の携帯電話番号をそのまま引き継いで使えるようにするものです。
簡単に言うと
「今の携帯電話会社やめて、別のところにしたいけど携帯番号は変えたくないなぁ」っていう人が、番号そのままに乗り換えることを言います。
今では当たり前?MNPを前提にした乗り換え
以前はコレができなくて・・・携帯電話会社を変えてしまうと有無を言わさず番号も変わってしまいました。
それが嫌で乗り換えることができずに、そのまま使い続けていた。という人もいるのではないでしょうか?友達や知り合いに番号を登録してもらっているし、仕事で使っている場合なんて余計変えられませんよね。
自分も手間だけど、相手に迷惑かけちゃう気がしますから。
それまで不満があっても使い続けていた人は、このMNPのおかげで乗り換えやすくなりました。今ではそれが格安SIMが広まってきたこともあり、より乗り換える人が多くなっているようです。
携帯電話番号ポータビリティはどうすればできるの?
では、「MNPで他社へ乗り換えたいな」と思った場合、どうすればいいでしょうか?
MNPで番号そのままに乗り換えする手順は・・・
1.MNP予約申し込みをする
2.MNP予約番号をもらう
3.MNP予約番号を申告する
これだけです。
MNP予約申し込みとMNP予約番号
先ほどの手順をもう少し詳しく見てみましょう。実際の例として「ドコモから格安SIMへ」のMNPを見てみると・・・
MNP予約申し込みをする
これは、現在利用している携帯電話会社(今回の例ならドコモ)で申し込みを行います。
申し込みの方法は
・ショップへ行く
・Webを利用する
・コールセンターを利用する
など、複数の方法がありますので、都合のいいものを利用しましょう。
MNP予約番号をもらう
どの方法でも比較的簡単にMNP予約番号をもらうことができます。
「数分~十数分でMNP予約番号をもらえた」という方が多いようです。
でも、ショップに行くと結構待たされますよね。MNPじゃなくて、一般的に。
だからでしょうか。電話やWebをオススメされている方が多いように感じました。
MNP予約番号を申告する
新しく契約する携帯電話会社(今回の例なら格安SIMのどこか)に取得したMNP番号を持って行って契約するだけです。
MNPをやる上で注意すべきポイント
メールアドレスは引き継げない
MNPは電話番号は変わらなくていいんですが、メールアドレスは引き継げないので覚えておきましょう。
もっとも、電話会社が変わるのに(たとえばドコモでなくなるのに)docomo.ne.jpというドメインが使えるのも変ですからね(笑)
MNPに関連した費用
MNPをするのにかかる費用もあります。MNP転出手数料(2000円)や新規契約事務手数料(3000円)がかかります。
また、それ以外にも2年縛りなどの更新月以外だと解約金がかかってしまったり、利用している携帯電話の本体代金が分割購入したもので、支払残金があるならそれも支払うようになるので注意してくださいね。
まとめ
やっぱり、安く使いたいけど番号が変わらないという条件も大切ですよね。
ただ、割引サービスなどの更新月はきちんと調べておいた方がいいみたいです。
必要な出費ならあきらめもつきますが、調べて防げる出費は防いで有効に使いたいですからね。肉とか(笑)