トラックボールに回帰しました!
今までお世話になったロジクールのM171は、予想外に良いマウスでした!
実はこのマウスは一時的なものとして買いました。
でも、指の短い僕の手になじむサイズ感、やシンプルでしっかり操作できる安定性。
いつの間にか、これがないと作業ができないくらい、愛用していました。
でも、最近ホイールの感触が少し鈍くなり、コロコロしにくくなった上に、左ボタンのクリック感が微妙に「カスカス」します。
だいぶ長い間使ったのでマウスも疲れてしまったのでしょう。
トラックボールへの回帰のきっかけ
特に40代を過ぎてからの在宅ワークでは、マウスの疲労は本当に手首に来ます。
手首の鈍い痛みが腱鞘炎への不安に繋がります。仕事にならなくなってしまいますからね。
そう感じたことが買い替えを決意したきっかけです。
そんな時、ふと思い出したのが「遠い昔に使っていたM570というトラックボール」のことでした。
どんな機能があったか、細かいことは全然覚えていません(笑)
でも、「あれ、良かったよな」というおぼろげな好印象だけが残っていて、それが今回の「トラックボールへの回帰」となりました。
マウスからトラックボールへ。
特に在宅ワークの集中力を高めるため、静音性はどうしても欲しい性能でしたし、次世代の安定接続技術であるLogi Boltに対応してれば、将来的なデスク環境を考えても最良かなって考えでした。
そんな希望をもって僕が選んだのが「クリック音を80%削減した静音性」のロジクール ERGO M575SPです。

この記事は「ERGO M575SP」を使ってみて感じた、正直なメリットとデメリットを具体的に書いていきます。
\結論先取り!/ERGO M575SPは「買い」なのか?(忙しい人へ)
詳細なレビューを読む時間がない方のために、先に結論をお伝えします。
評価項目 | 結論(最も驚いた点) | 在宅ワークへの影響 | ||
---|---|---|---|---|
手首の疲れ | 「腱鞘炎の不安」から解放 | マウス操作の疲労から解放され、作業による腕の負担を解消。 | ||
操作性 | 操作感は「マウス以上」 | 親指操作に慣れれば、マウスを動かす負担がなくなり、手首固定による圧倒的な安定感とスムーズな操作感が得られます。 | ||
省スペース | 狭いデスクが「想像以上に広く」 | マウスの稼働域がゼロになり、作業スペースの概念が変わります。 | ||
結論
手首の疲れとデスクの狭さに悩む在宅ワーカーにとって、ERGO M575SPは「手首の不安から解放してくれる」最高のツールです。
「マウスを動かすもの」という常識を覆して、楽にしてくれますよ。
ロジクール ERGO M575SPの製品概要と基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | ロジクール ERGO M575SP |
操作タイプ | 親指操作型(トラックボール) |
接続方式 | Bluetooth / USBレシーバー(Logi Bolt対応) |
電源 | 単3形乾電池1本(最長18ヶ月 ※Logi Bolt接続時) |
ボタン数 | 5ボタン(カスタマイズ可能) |
縦幅 | 134mm |
横幅 | 100mm |
高さ | 48mm |
重量 | 145g |

【徹底レビュー】ERGO M575SPで在宅ワークが劇的に変わる理由
1. 開封直後の第一印象と質感(手のひらにフィットする感覚)
「これで作業が変わるかもしれない」という期待感とともに、ERGO M575SPを開封しました。

箱から取り出してみて最初に感じたのは「おお、でかっ」という素直な感想です。
この大きさが、安定感の理由なのだろうという感じがありますね。
手を乗せてみると、手のひらにしっかりフィットするように設計されたのがわかります。

特にこのマットなブラックカラーは、ビジネスツールとしてデスクに置いてもクールで落ち着きがあり、見栄えも良さそう。
ボールの青の色味がまたアクセントになっていていいですね。(購入したのは「ブラック+ブルーのボール」)
後々ボールを別の色に変えてみてもいいかもしれません。

また、素材は指紋が目立ちにくい素材で加工がされているため、長時間使用しても清潔感を保てるのは嬉しいポイントです。
2. 操作性(慣れと精度):最初の壁とプロじゃなくていい理由
普通のマウスから切り替えて、最初の一番の壁は「慣れ」です。
特に、Web上の小さなボタンをクリックしようとしたり、テキストをピンポイントで範囲選択しようとしたりする時、カーソルが思うようにピタッと止まりません(笑)。
僕の場合は意外にも体が覚えていたのか数時間でなんとか使えるようになりました。
以前のトラックボールの時も2~3日で慣れたと思います。
ですから、おそらく皆さんもそれほど時間は掛からないと思います。
また、このM575SPは、アプリによってボタンに割り当てられた機能のカスタマイズが可能です。
カスタマイズアプリ「Logi Options」は以下からダウンロードできます。
ロジクール公式サイト【Logi Options⁺】:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/software/logi-options-plus.html

アプリ自体、すごく直感的で非常に分かりやすいので迷うことは少ないでしょう。
ポインター速度やボタンの機能を割り当てたりもできるので自分用に好きにカスタマイズができることが操作上すごく便利でしたよ。
ボタン機能を割り当てるのは以下の3つのボタンです。

ポインター速度を変更する時、100%にすると速すぎてカーソルが行方不明になります(笑)
40〜50%程度に落とすととても操作しやすくなりました。
また、写真のレタッチや、複雑なデザインなど、1ピクセル単位の超繊細な操作が求められる場面で使うとすると、少しやりにくさはあると思います。
ただインターネットで調べ物をしたり、ブログやnoteを書いたりする僕のような人間の日常作業においては、ERGO M575SPは最高のツールだと思います。
「毎日静かに、手首や腕に負担なく作業できればそれで十分。むしろこの価格でこの快適さは、ちょうどいいを通り越している」というのが僕の率直な感想です。
3. 快適性(疲労と健康):手首固定が生む「疲労からの解放」
これがトラックボール最大の魅力であり、疲労回復力が落ちた40代50代の救世主たるゆえん(呼ばれてるかは知りませんが)です。
ERGO M575SPに手をポコッと乗せると、親指から小指まで、まるで手のひらに合わせて削り出されたかのようなフィット感があります。
カーソル操作は親指だけで行い、手首は動かしません。
この手首が完全に固定された状態こそが、長時間の作業でも「疲れない」最大の理由です。
以前は動いていた手首や腕が、「もう動かなくていいよ」と許されたような感覚で、何も考えずに自然に操作できるようになりました。
特に画面上の長距離移動がめちゃくちゃ楽になります。
4. 静音性:クリック音が響かない「カコカコ」音の快適さ
ERGO M575SPの進化点の一つが、この静音クリックです。
実際に使ってみると、左右のメインボタンを押したときの音は
一般的なマウスの「カチカチ」という高い音ではなく、「(…カコカコ…)」という本当に静かで響かない音に変わっていました。

この静音性のおかげで、静かなオフィスや自宅での深夜作業など、周囲に気を使う場面でも、クリック音をほぼ気にせず作業を続けられます。
また、トラックボールのホイールについても、普通に回す分にはほぼ音がしません。
長い文章やWebページを勢いよくスクロールすると「カカカッ」という音はしますが、中クリックを含め全体的に無理なく使えば本当に静かで快適です。
5. 設置性とメンテナンス:究極の省スペースと愛着
トラックボールは定位置から動きません。
これは本当にデスクが広く使えます。
例えば、Excelや広範囲なタスク管理画面を使いながら、隣に紙の資料を置いたり、タブレットを立てたりして置いても、マウスをぶつける心配がありません。
僕はマウスを動かす範囲を気にせず、手元のメモに書き込みながら、同時にトラックボールを操作できるようになり、作業効率が上がりました。
この「マウスを動かすスペースが不要」というメリットは、限られた空間で働く在宅ワーカーにとって最高のメリットになりますね。
ただし、トラックボールは、ボールの受け皿部分に手の脂やホコリがたまります。
ここが汚れると、ボールの滑りが悪くなって操作感に影響が出ます。
ただ、ボールは底面から(穴があいてます)簡単に押し出して外せるので、綿棒などでサッと拭き取るだけ。

この「道具のメンテナンス」の時間も、愛着を持って接する上では、ひとつの楽しみになっています。
【一覧で比較】ERGO M575SPのメリット・デメリット総まとめ
最後に、ここまでのレビュー内容を一度整理し、ERGO M575SPの「良いところ」と「注意すべきところ」を簡潔にまとめます。

⭕️ ERGO M575SPの最高だったメリット(5選)
- 手首が固定され、疲労感が激減する(腱鞘炎や肩こり減)。
- 操作スペースが不要でデスク上が広くなる(究極の省スペース)。
- コストパフォーマンスが高い(手首や腕の健康投資として十分な価値)。
- クリック音が「カコカコ」という静かな音に変わり、深夜作業も快適。(静音性)
- Logi Options+アプリにより、全ボタンに自由な機能を割り当て可能。
❌ 事前に知っておくべきデメリットと注意点(4選)
- トラックボール操作に慣れが必要(最初の1週間位はみるといいかも)。
- 精密なカーソル操作が必要な作業(写真編集など)には向かない。
- ボールと受け皿の定期的(1ヶ月に1回程度)な掃除が必要。
- 本体が大きいため、指の短い人は拡張ボタンに指が届きづらい。
改めて、ERGO M575SPは「マウスを動かす煩わしさ」から解放され、「健康への投資」として十分すぎる価値を提供してくれるツールです。
【価格と購入場所】最高のコストパフォーマンスを検証
ERGO M575SPは、その快適さからは想像できない、比較的手に入れやすい価格帯にあります。
トラックボールは、一般的にマウスよりも高価なイメージがありますが、ERGO M575SPは8,000円前後で購入できることが多いです。
これは、高級マウスと比べても遜色ない、あるいはそれ以下の価格帯です。
この「8,000円」がもたらす価値は、手首の痛みや腱鞘炎、肩こりなどへの不安が解消されるという「健康への投資」です。
毎日何時間もPC作業をする僕たちにとって、この快適さは価格以上の価値があります。
ここでは、購入を検討する際にチェックしたいポイントをご紹介します。
最新の価格は変動しますので、購入前にはAmazonや楽天などの主要ECサイトでチェックするのがおすすめです。
特にAmazonのセール時期は要チェックですよ!(僕もプライム感謝祭セールで購入しました!)

まとめ|ERGO M575SPは「頼れるツール」になる
ロジクール ERGO M575SPは、僕たち在宅ワーカーや個人事業主にとって、最高の「ちょうどいい」ツールでした。
過剰な機能よりも
「手首を休ませてくれる安心感」
「デスクが広くなる快適さ」
が重要です。
もしあなたが今、マウス操作による手首の疲れや、作業スペースの狭さに悩んでいるなら、ぜひ一度、トラックボールへの切り替えを検討してみてください。
新しい道具との出会いは、あなたのデジタルライフをきっと変えてくれます。
これからも、変わらない道具と、変わっていく日々の中で、快適なデジタルライフを一緒に探していきましょう!
【Logi Options⁺ダウンロードはこちらから】:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/software/logi-options-plus.html