ブログを始めるぞーって気持ちを固めた方、さぁ一緒に頑張りましょう!
前回の記事では、ネット上の住所にあたる「ドメイン」について解説しました。
前回の上記記事に沿って公開するブログをカフェに見立てますね!
さて、自分だけのカフェの住所(ドメイン)が決まったら、次はその住所を登録して、「カフェを建てるための土地」が必要になります。
それが、今回解説する「レンタルサーバー」です。
「土地を借りる?」「月々いくらくらいかかるの?」と不安に思う40〜50代の方も多いはず。
この記事では、初心者さんがレンタルサーバーを決める前に知っておくべき「サーバーという土地の正体」と、「自分だけのカフェを安心して運営できる土地の選び方」を一緒に学んでいきましょう。
レンタルサーバーとは?初心者にわかりやすく解説

カフェ(ブログ)をオープンしても、お店の建物や中身(データやファイル)を置く場所がなければ、お客さんは入ることができません。
その「お店を置いておく場所」こそがサーバーです。
インターネットという想像もできないほど広大な世界の中。
そこで24時間365日、あなたのお店を公開し続けてくれる「貸し出し用の土地」。
それがレンタルサーバーなんです。
ブログでレンタルサーバーを借りる意味とメリット【無料との違い】

「ブログを公開するだけなら無料でもできるのに、なぜわざわざお金を払ってサーバーを借りるの?」
その答えを一言でいうと、「お店の出し方」が根本的に違うからです。
まずは、この違いをはっきりとイメージしておきましょう。
- 無料ブログでの運営 = 「大型ショッピングモール内のテナント」
- レンタルサーバーでの運営 = 「自分で土地を借りて建てる路面店」
これ、実は副業としてブログを育てる上で、将来的にとんでもなく大きな差になってくるんですよ。
1. 無料ブログ(アメブロ・はてなブログ等)は「モールのテナント」
これは、すでにお客さんが集まっている巨大なモールの一角を「無料」で借りて出店するスタイルです。
アメーバブログ(アメブロ)やはてなブログといった無料ブログサービスも本当に数多くあり、それぞれに便利で、いろいろな特徴があります。
お金がかからないのは大きいですね。手を付ける敷居は一番低いと言えます。
個人的なブログを収益化せずに公開するなら無料ブログサービスがオススメです。
2. レンタルサーバー(WordPress等)は「自分だけの路面店」
こちらは、信頼できる不動産業者(サーバー会社)から、ネット上の「土地」を借りて、自分専用のお店を建てるスタイルです。
レンタルサーバーでブログを作った場合、無料ブログサービスで作ったよりも細かい設定やデザインができるのでオススメです。
毎月の地代(サーバー代)はかかります。
でも、そのブログやサイトは、あなただけの「資産」です。
自分の住所(独自ドメイン)を使っているので、もしレンタルサーバーを変えるとなっても、そのまま「引っ越し」ができます。
40〜50代から始めるブログは、せっかくなら長く付き合う「自分のお店」にしたいですよね。
誰かの都合で突然消えるかもしれないリスクを避け、ずっと自分の所有物として残せる。
これが、レンタルサーバーを使って「路面店」を構える最大の意味です。
レンタルサーバーの種類:どんな「土地」の借り方がある?

レンタルサーバーにはいくつか種類がありますが、40〜50代の方が副業ブログを始めるなら、見るべきは1つだけです。
ここでは、土地の借り方の違いを「お店の規模」に例えて解説します。
共用?専用?レンタルサーバーの種類
レンタルサーバーには大きく分けると以下の3種類があります。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPS(仮想専用サーバー)
共用サーバー = 「1つの大きな土地を、みんなでシェアして使う」
共用サーバーは1台のサーバーを「みんなで使おうねー」ってことですね。
これがブログ初心者に最もおすすめ(というかこれ一択)のスタイルです。
この記事では初心者を対象としているので、共用サーバーで決まり!と言ってもいいと思います。

専用サーバー=「1つの広い土地を、自分一人で独占する」
専用サーバーは、共用サーバーとは違って、「1台のサーバーを一人で使うぞー」ということ。
1台のサーバーを自分専用にできる。
つまり巨大な敷地を、あなたのお店1軒だけで使う「超大型店」のスタイルということですね。
その1台のサーバーを専用で使えるので、自由度が高く容量も多いのですが、専門知識が必要な上高額です。
そのため今の僕たちには不要ですね!
VPS(仮想専用サーバー) = 「シェアしているけど、壁が厚い土地」
VPS(仮想専用サーバー)は、共用サーバーと専用サーバーの良いとこ取り…のようなサーバーです。
共用サーバーのように複数人でサーバーを利用しますが、あたかも専用サーバーのように使える自由度が高いサーバーです。
そのため自由度は高く、比較的安価ですが、やっぱり設定や運用には専門的な知識が必要です。
【結論】初心者は「共用サーバー」一択でOK!
種類を知っておくことは大切ですが、難しく考える必要はありません。
僕たちが副業ブログを始めるなら、「安くて、管理もお任せで、すぐに始められる『共用サーバー』」を選べば、間違いありません。
まずはプロ(サーバー会社)が綺麗に整備してくれている「共用」という土地を借りて、自分だけのカフェ(ブログ)をオープンさせること。そこから始めていきましょう!
個人ブログ向け主要レンタルサーバー比較【2026年最新一覧】
サイトやブログを公開する上で借りるレンタルサーバーはどれを選んでいいのか悩みますね。
ここではサービスを提供してる主要なレンタルサーバーの一覧を掲載します。
| レンタルサーバー | プラン | 月額(1年契約時の) | 初期費用 | 容量 | 転送量 |
|---|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー
| スタンダード | 1,100円~ | 無料 | 500GB | 無制限 |
| ロリポップ!
| スタンダード | 847円~ | 無料 | 450GB | 無制限 |
| ConoHa WING
| ベーシック | 990円~ | 無料 | 300GB | 無制限 |
| mixhost
| スタンダード | 1,380円~ | 無料 | 無制限 | 無制限 |
| カラフルボックス
| BOX2 | 1,166円~ | 無料(3か月以上契約) | 700GB | 無制限 |
レンタルサーバーにかかる料金|毎月の「地代」を正しく知ろう

自分のお店(路面店)を構えるとなると、どうしても気になるのがお金の話ですよね。
レンタルサーバーの費用は、いわば「土地の管理費・メンテナンス代」のようなものです。
具体的にどんな費用がかかるのか、カフェの運営に例えて整理してみましょう。
1. 月額料金(毎月の管理費)
レンタルサーバーのメインとなる費用です。
共用サーバーの場合の相場は月々1,000円前後ですね。
- カフェで例えると
毎月の土地代や、24時間お店の周りを警備・メンテナンスしてもらうための管理費です。 - ここがポイント
1年分や3年分など、まとめて前払いすることで月あたりの料金が安くなる仕組みが一般的です。
まずは無理のない範囲で、1年契約くらいから始めるのが無難です。
2. 初期費用(開店時の手数料)
契約した最初の一回だけかかる費用です。
相場は無料〜3,000円程度。最近では上記の表でもわかるように「無料」のことが多いですね。助かりますっ!
- カフェで例えると
土地を借りる時の「事務手数料」のようなものです。 - ここがポイント
最近は基本的に無料の場合が多いですし、そうでなくとも「初期費用無料キャンペーン」をやっている会社もとても多いです。これを利用すれば、スタート時のコストをぐっと抑えられます。
3. オプション費用(安心のための追加設備)
基本料金以外にかかる、追加のサービス費用です。
- バックアップ機能
万が一データが消えても元に戻せる安心機能。 - 独自SSL
サイトのセキュリティを高め、URLの横に「鍵マーク」をつける必須機能。
最近の主要なレンタルサーバー(エックスサーバー
やConoHa WING
など)は、この「SSL」が無料だったり、「バックアップ」が標準装備されていたりすることが多いです。あれこれ追加でお金がかからない「コミコミ」のサービスを選ぶのが、初心者さんには一番安心です。
まとめ|誰にも邪魔されない「自分だけの土地」を手に入れよう

今回は、ブログというカフェを建てるための「土地」である、レンタルサーバーについて解説しました。
住所(ドメイン)が決まり、土地(サーバー)の中身がわかった今、あなたはもう「ネット上に自分の店を構える」というオーナーの入り口に立っていますね!
40代、50代からの副業。
それは単なるお金稼ぎではなく、自分の経験や知恵を形にする「大切な居場所作り」でもあります。
ショッピングモールの顔色を伺うテナント(無料ブログ)ではなく、自分だけの路面店をコツコツと育てていく。
そのために、信頼できるプロから「安心な土地」を借りる。
その決断が、1年後、3年後のあなたにとって、かけがえのない「資産」に育っているはずです。
次にあなたがすべきことは、「実際にどこのサーバー会社(土地)と契約するか」を決めること。
「たくさんあって選べない!」という方のために、僕が実際に使って、自信を持っておすすめできる「土地(サーバー会社)」を以下の記事で紹介しています。
さあ、あなただけの素敵なカフェを、一緒に作っていきませんか!
▶自分でレンタルサーバーを探したい方は、こちらの記事を参考にして探してみてくださいね
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




