僕が住んでいる田舎では町内での催しが結構頻繁にあります。
もっとも僕が子どもの頃は今以上に多かった。
地域の運動会とかも毎年1回では終わらず…2、3回くらいはやっていましたから。
ですが、それでも大人になって運営したり、お手伝いする側に回ると正直面倒な気持ちになるくらい多い。
元気な高齢者が町を動かす
町単位での催し物などの場合、その運営を見ると感じるのがおじいさんおばあさんの元気さです。
最近ちょっとしたイベントをやることになりましたが、そこでも主力は高齢者でした。
イベントの実行委員会の平均年齢が高い
そのイベントの実行委員会が作られ、僕も無理やり参加させられることになりました(笑)
その実行委員会の委員の方たちは総勢30人くらいでしょうか。
年齢を見てみると…70はゆうに超えてるよね?っていうおじいさんおばあさんもちらほらいます。
そしてその方たちの元気さに驚かされるのです。
自治会会長・老人会会長・○○団体代表…もう少し若い方たちがやっているのかと思ったらそんなことはないようです。
やることがある人とない人は若さが違う
僕自身の周りにも同じ年代のおじいさんおばあさんはいます。
いますが、これほど元気元気というイメージではありません。
皆さん何かしらの趣味などは持っているのでしょうけど、大勢の人に囲まれ、やるべき自治会などの仕事を持ち、積極的に動いているおじいさんおばあさんの元気さはちょっと比べ物にならないようです。
話す声がでかい
実行委員会などで話す機会も多いためか、話す声も大きい方が多いです。
ハキハキと話す姿からは実年齢よりもはるかに若い印象を受けます。
問題は雑談の声も大きいことで、会議中隣に座ったおじいさんですが
「会長の言ってる意味わかんねーわな。なぁ?わはは」
と大きな声で同意を求めるのはやめてください。
会長変な顔してますけど。
歩くスピードが速い
同年代の方よりも明らかに歩くスピードが速いんです。
色々な場所に出向いたり、連絡のために町内を歩いたりと動くことが多くあるので足腰がしっかりしているイメージです。
特に会議などの帰りは速いです。やることがあるのは良いけど、やっぱり家が好きなんですね(笑)
「やるべきこと」それが健康寿命に影響を与えてる
テレビやCMでも「健康寿命を延ばそう」とされている中で、やっぱり「やるべきことがある」というのは大きいのではないかと思います。
この元気な高齢者の皆さん(高齢者というのもはばかれるくらい)は、いくつもの役職をこなし、趣味もこなし、その趣味の集まりでもまとめ役を買って出るような本当に積極的な方々です。
周りの人の意見も取り入れて、まとめて決断する。
そんなことを繰り返しているからこそ元気なのかもしれません。そんな印象を持ちます。
ここは田舎で高齢者が比較的多い地域かもしれませんが、地域自体を活性化させているのは数少ない若者ではなくて、この人たちなんだなとおもいます。