皆さんは小さいころどんな夢を持っていましたか?
それはどんな風に変わっていきましたか?
子どもたちの考えることは大人と違って広がり方がすごいです。思いもよらない方向にどんどんと大きくなります。
僕たち親が広げられる「子どもの世界」があるんじゃないかな?と思った話です。
年齢とともに変化していく「子どもの夢」
子どもたちに夢を聞くと幼いほどに大きな夢を語ってくれます。
僕が知っている範囲では・・・
幼稚園時代の夢
幼稚園時代には「プリキュアになりたい」とか「仮面ライダーになりたい」とか。
うちの子どもたちは「きりんになりたい」・「消防車になりたい」と人間離れした夢を持っていました(笑)
七夕の短冊や卒園アルバムに証拠として残っています。
小学校時代の夢
これがもう少し大きくなって小学校に入ると大きな夢だったり希望だったりを話してくれるようになります。
「パティシエになりたい」 「サッカー選手になりたい」とか。
なぜか「発明家になりたい」っていうのが多くてビックリ。
誰かが言ったことに影響されやすい年齢なのかもしれませんね。
小学校高学年とか中学生の夢は少し複雑
少しずつ大人になり現実味を帯びたものになってきます。
「プログラマーになりたい」 「看護師になりたい」
でも、このころからは自分の能力を考えて物を言うようになってしまいます。
例えば…
「本当はグラフィックデザイナーになりたいけど、パソコンの授業がうまくできないのにそんな事言えない。」
だから、「会社員」とか書く子もいるみたいです。
能力は伸ばせると教えることが大切
大人になっていない子どもの夢は、その時の能力なんて気にせず言えるようにしてあげたいですね。
もしかしたら子どもなりに考え、できる子と比較してしまったり、夢の職業の大人がすごすぎて「自分には無理なのかも」と過小評価してしまうのかもしれません。
だけど、まだ自分の能力なんて決められるところにいないですよね。
子どもたちの夢はその時の能力なんて関係なく、逆にそれを目標にドンドン成長できるにサポートすることが親としては必要なのだと思います。
子どもの夢は親が「ちょっと教える」だけで広がる
僕たちは夫婦で今少し後悔していることがあります。
それは子どもたちに色々な仕事があってどんなことをしているのかをあまり教えてこなかったこと。
例えば、アニメ。
アニメを見ているのをそのままその世界を楽しむのはとても大切なこと。
でも、それらを作っている人がいることを教えてあげれば、もしかしたらその職業に興味を持ったかもしれない。
例えばオリンピック。
オリンピックの事をキチンと教えてきたら、オリンピックを目指すほどスポーツに没頭できたかもしれない。
本当にそれらになれるかどうかではなく、私達親の心がけひとつで、子どもたちの世界は意外と簡単に広げられるんじゃないかと・・・
広げられたんじゃないかと思っているんです。
子どもと楽しく過ごしてきた「その時」を後悔してはいませんが、その中に「未来」に興味を持つような声のかけ方も大切だったと思います。
そして今、それが足りなかったんじゃないかと。そのことは少し後悔しています。
たくさんの未来に前向きに悩んでほしい
子どもたちが大きくなるのは親としても楽しみなことです。
どんな大人になるかなと想像を膨らませることも多々あります。
子どもたちに「どんなお仕事してみたい?」「将来何になりたい?」と聞く前に
子どもたちに「お前たちの未来にはこんなにたくさんの道があるんだよ?どれにしたい」と聞ける環境を作ってあげたいと今からでも思っています。