先入観の殻を破ろう。「やっぱりそうか」は、確証バイアスなのかもしれません。

先入観の殻を破ろう メンタル

先入観が邪魔をする

仕事や勉強、人間関係などをはじめとして、私たちは日常的に「何か」を評価したり、判断したりします。
例えば
「○○先生はB型だから怒りっぽいよね」
「○○さんは体育会系だから上下関係に厳しい」
などのように、普段の会話の中でも評価・判断しています。

その評価や判断・・・先入観が邪魔をしてはいませんか?

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思い込み・先入観を強めてしまう「確証バイアス」

確証バイアスって言葉知っていますか?
私はつい最近になって知りました。

「確証バイアス」は、先入観を持ったまま、他人や物などの対象を観察し、その先入観に合う情報を選んでしまう事で、その先入観をより強めてしまう現象です。

例えば、「嫌いな人」

「嫌いな人」を見る時、よくない先入観を持ってみてしまう事になりますよね。

「嫌いな人」は、普通に過ごしているだけなのかもしれないのに、先入観に合うよくない部分ばかりが目についてしまいます。
外を歩いてきてちょっと靴が汚れてしまって、たまたまそれに気が付かなかっただけでも、「汚れてる。不潔だ。」とそれだけで評価してしまう。

そして結果的に「やっぱりあの人嫌いだわー」と先入観を強めてしまうわけです。

 

自分に対しての確証バイアス

自分にも確証バイアス
自分の先入観を強めてしまう「確証バイアス」は、他人やモノだけではなく、時に自分にも向けてしまうそうです。

「俺、イケテル。」という先入観を持って行動していると、イケてない所よりもイケテルところばかりが目について・・・

俺、超イケテル。」と脳内で勘違いを強化してしまう事になりかねません(笑)

プラス思考の思い込みならまだいいですが、マイナス思考の思い込みもあり得ます。

実際には「良い所」もたくさんあるのに、ちょっとした失敗や挫折にばかりを気にして、自分自身に「ダメなやつ」というレッテルを自分で貼ってしまう事になります。

 

少しの心がけで確証バイアスの殻は破れるのかも。

先入観の殻を破ろう
「確証バイアス」が働いてしまうと物事に対して正しい判断ができなくなってしまうかもしれません。

先入観や思い込みによって、フィルタを通して物事を判断していることになるからです。

「確証バイアス」に影響されずに正しい判断をするために、少し自分の生活を変えてみましょう。

  • 好きな友人ばかりでなく、普段付き合わない人とも絡む
  • 本屋に行って、いつも見ない棚を見に行く。読む。
  • 否定的に聞いてしまう情報も、興味を持って聞いてみる。

ちょっとした心がけで、思った以上に自分の世界が広がるきっかけになるかもしれません。
ぜひ一緒にやってみましょう。

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