冬になるとだんだん水仕事がつらくなりますね。
つらくなる原因の一つに「手荒れ」があります。
普通は手の表面に汗とか皮脂とかがあり、それが肌を守るバリアの働きをしているんですね。
だけど、そのバリアを壊して手荒れを招く。
そんな習慣は意外と意識しないところにもあります。
どんな習慣が私たちの手荒れの原因となっているのでしょう。
水仕事にお湯を使っている
食器を洗ったり、洗濯をしたり、料理をしたり。
冬には水を使った仕事は本当にキツイ。。
食後の食器洗い担当者としては、どうしても水ではなく、お湯を使ってしまう事もしばしば。
きっとみなさんもそうだと思います。
ですが、そのお湯が問題。
肌の表面にある角質を覆っている皮脂を、お湯を使うことで落としてしまっているんです。
水で洗うだけでも落ちてしまうのに、より落ちやすいお湯を使えば潤いもなくなり乾燥します。
消毒などを頻繁に行う
冬場はインフルエンザなどの予防のために、店舗の出入り口などに消毒が置いてあります。
それを見るたび消毒を行いたくなってしまいますね。
ですが、これも手荒れに関して言えばよくありません。
消毒液等は皮脂を変化させる作用があるのだそう。
必要なことではありますが、やり過ぎには注意しましょう。
石鹸などで手をまめに洗う
「水仕事にお湯を使っている」.にも書いてありますが、ただ水で洗うだけでも皮脂の膜は壊れてしまいます。
石鹸を使えば、汚れと一緒に皮脂の膜はより落とされるわけです。
殺菌力の強いものは特に。
学校や職場でも手洗いをすすめています。
なるべく手荒れケアできるような石鹸などに変えていくようにしましょう。
パソコン・スマホの操作を長時間する
意外なようですが、パソコンの操作で触るキーボードやスマホのタッチパネル操作といった、指先の負担も手荒れの原因の一つです。
特にこれらは冬だけでなく一年を通して行っているものですので注意が必要です。
手洗いや水仕事など、どうしてもやらなければならないものに影響を受けてしまう手荒れ。
できる限りひどくならない様に、石鹸やクリームを併用して乗り切りましょう。