私の「かかりつけ」としている病院は、いつも空いています。診察してもらうのにほとんど待つことがありません。
診察券出して、すぐ名前呼ばれちゃうくらい(笑)
病院は待つのが当たり前と思っていましたが、この病院は違いました。
マイナスイメージを払拭することのむずかしさを考えさせられた話です。
高圧的で、質問もしにくい先生に診てもらいたくない
その病院ができたころから通っています。
できた当初は、混雑していてちょっと車の置き場にも困るくらい。わかりやすい場所だし、車でも入りやすかったので立地が良かったのかな。
ただ、先生の印象は最初から「ちょっと高圧的な先生だなぁ」。
子どもが手を振っても、話かけても完全無視。
「もしかして○○ですか?」なんて質問すると「そんなことは私が決めることだ。」と怒られたという知人も。
いつも怒っている感じで愛想も悪い。
そんな医者はいっぱいいるぞ。と思うかもしれません。
でも、その先生は開業医。やっぱり地元の患者さんに嫌われてしまうとキツイ。
あっという間に患者さんの足は遠のきました。
2つの病院。先生と患者さんの関係。
患者さんが来なくなった上、すぐ近くに別のクリニックができてしまいます。
そして、そちらの先生は親切です(笑)
ですから、どうしても新しい病院の方に患者さんは多くいくことになって混雑します。
今の状況は、同じような病院が2つあり・・・
●親切だけど、混んでいるので時間がかかる病院。
●高圧的で質問できないけど、すぐに診てもらえる病院。
気付き改められた診察時のコミュニケーション。戻らない患者。
私は定期的に通っているので、空いている状況は正直助かりました。
なので私はずっと、「空いている病院」です。
だからこそ、気づきます。
先生の診察時のコミュニケーションの取り方は、だいぶ前から「良くなっている」んです。良くなっているというか普通になっただけですけど(笑)
患者さんが来なくなって、先生も自分の行動やコミュニケーションの取り方について考えたんだと思います。
実は、コミュニケーションの修正(?)は早い段階から少しずつ改善され始めていたんです。
たぶん元々、社交的な先生ではないのでしょうね。
「ハーイ、○○さん。診たけど超いい感じだよ!バッチグーだねぇ」(こんな先生いないけど、バッチグー使いの医者がいますw)
なんて明るく話すってことはないですが、聞けば良く教えてくれるし、状態もきちんと説明してくれます。
でも、いったん減ってしまった患者さんに、「良くなった」ことを見せる機会がないんです。
一度ついたマイナスイメージは払拭も大変
信頼や信用っていうのは得ることがすごく大変です。
でも、それ以上に「回復」が難しいことにあたらめて気づきました。
マイナスイメージが一度ついてしまうと、それを払拭するにはある程度の時間が必要なのかもしれません。
特に田舎なので、おじいちゃんおばあちゃんが多い(笑)
おじいちゃんおばあちゃんの井戸端会議は怖いですよ。伝達速度も意外と速いし、お互いの信頼関係がハンパないので情報の真実味が段違い。
仮にそれが「伝聞の伝聞」だとしても・・・。
先生がちょっとかわいそうなので、知り合いに「先生良くなったよ。行ってみたら?」と伝えておきます(笑)