ついこの間…
「今までとても苦手だった人があっという間にそうではなくなった」
という経験をしました。
大好きになったわけじゃありませんが、それでも今までは「会いたくないな」「話したくないな」と思いがちだった人に対してそう思わなくなったことは、僕の一定のストレスを軽減してくれるものでした。
その方法をシェアしたいと思います。
もしよかったらお試しください。
誰にだっている苦手な人。
あなたには苦手な人嫌いな人どのくらいいますか?
そんな人いないって言える人はきっといないんだろうなぁ…と思います。だって世の中には本当に良くも悪くも自分の理解を超えている人っていますからね。
「優しくて良い人だけど距離感が近い。ちょっと苦手だな」
「よく気がつく人だけど、仕切りたがりすぎで苦手」
たくさん人がいればそれぞれ個性も変わってくる。
自分との違いが好感でなければ、苦手なイメージがついてしまうのかもしれません。
この方法ですべての人への感情が良くなる訳じゃないですが、きっとその中の一部の人への苦手意識が取り除けると思います。
苦手な理由は尊敬に値する
苦手な人を克服する方法。それは…
「好きになろうとせず、尊敬から入る」
です。
好きになろうとしてもかなり難しい。
だってもともと苦手なんですから。だからハードルが高い「好きになる」よりも「尊敬する」方が近道だと思います。
ではどこを尊敬するのか。
これは「苦手と思うところ」です。
苦手なポイントは「自分にないもの」
「苦手な理由」は尊敬できるポイントなのか?って思いますよね。
なぜ自分はこの人が苦手なんだろう?って考えて出た「苦手な理由」はきっと自分にないものだと思います。
だからこそ苦手なのでしょうから。
僕がその人への苦手意識がなくなったのはふとしたきっかけから、「苦手な理由」が僕にはないものだと気がついたから。
そして「苦手な理由」が「尊敬に値する」と思えたからです。
もちろん「苦手な理由」次第ではどうしても尊敬できないものもあるかもしれない。
でも、自分がそう思い込んでいる場合も多くあります。
「苦手」と思って相手を見るとマイナスの見方ばかりをしてしまいがち。
一度「苦手」というフィルタをとって「その理由」を観察してみてください。
違った切り口から考えてみてください。
苦手な理由が尊敬に変わった時
僕がどうしても苦手だった人
僕がある人を苦手だと思っていたのは「元気があり過ぎる」からでした。
「えっ?いいことでしょ?」って思いますか?
これは、適度であればとってもいいことだと思いますが、普通は場所とか時間とか考えますよね。
- 入学式の静かな待ち時間に大きな声で話しかけてくる。
- 複数人集まった会合場所でも最終的には自分の思うとおりに仕切る。
- かなり内々の話にまで首を突っ込んできておせっかいと呼ぶべき手助けをする。
どこでも構わず話しかけてくるのは本当にちょっと…と思います。
遠くから近づいてくるのが見えると…「あぁ苦手だ。」と再認識させられます。
苦手な理由を別の角度から見る
「どこでも誰にでも構わず大きな声で話しかけてくる」姿が近づくのを見ながら
『うわっ、来たよ』といつもなら引いていたんですが、この時は僕の代わりに捕まりそうな人がいたので冷静に眺めてました。「ごめんね」と思いながら。
自分には来ないだろうという安心感に支えられた静かな心で、次から次へと話しかけるその姿を見て…初めてプラスの感想が。素直に「すごいな」と。
笑顔を絶やさず話すコミュニケーション能力の高さ。
誰とでも話が続く話題の豊富さ。
何人が知り合いなんだ?って思うほどの顔の広さ。
声のボリュームは抑えるべき…というのは一旦置いておいて、尊敬するには十分の能力です。
苦手だった人に「プラス方向の興味」を持つ
今までは「苦手」という気持ちから、「やだな」「面倒だな」という感情が出てしまっていました。
でも、「何でこの人はこんなに顔が広くてコミュニケーションが上手なのか?」っていうプラス方向の興味が出てきて、今まで以上にその人を見るようになります。プラスの気持ちで。
そうすると、今まで他の苦手だった部分も気がつく点が出てきます。
こういう気持ちでやっているのかもしれない…
相手を考えて話題を選んでるように見える…
おせっかいだけど、それを喜んでいる人もいる…
結局は苦手な人を自分で作っていたんだと気づきます。
自分が大きく変わる必要はない。少し角度を変えてみる
僕自身、苦手を克服するために何か変えたわけじゃありません。
ただ、少しだけ見る角度を変えただけです(…偶然なのに偉そう)
それだけで、もしかしたら苦手な人を克服して新たな関係を築くことができるかもしれません。少なくとも、苦手な気持ちが変われば人づきあいに関してのストレスも軽減されます。
苦手な理由を観察して尊敬できるところを見つける。
自分の見方だけで試せるし、自分にはないところが多いので意外に簡単に見つけられると思います。
よかったら試してみてくださいね。
とはいっても、どうしても苦手な人はいますけど(笑)